平成24年度 石教研学校課題研究発表会

石狩市立双葉小学校
                                      平成24年11月30日(金)開催 参加者 200名

 

T.研究主題
           「自らの学びを活かし、相互に認め、深め合う子の育成」

U.研究仮説
        事実や概念・法則などを正確に理解した上で、お互いの考えを伝え合い、自らの考えや集団の考えを        深める言語活動を展開することで、児童の思考力・判断力・表現力や相互に認め合う態度の育成を図る       ことができるであろう。

V、研究内容

 (1)根拠をもとに自分の考えを持てる子を育成する学習過程の工夫
   ・指導計画の工夫改善 ・基礎基本の徹底 ・単元を見通したコンセプトマップ活用の方法や場面の工夫

 (2)学習ツールを活用した話し合い活動の展開
   (言語的表現、記号的表現、捜査的表現、図的表現)
   ・話し合いの方向性(収束型、拡散型)の明確化 ・学習形態の工夫(ペア・少人数・クラス全体) 
   ・話す、聞く、書くことの系統的な学び方指導

 (3)振り返り作文による自己評価(発達段階に応じた文字数で実施) 
   ・学習の展開における目標(学習のねらい)と指導と評価の関連
  


W、日 程
  受
  付
公開授業  移
 動 
全体会
 動
 分科会 アンケート
X、授業公開
学年 学習テーマと参加者の声 指導者
1年
「ひきざん」

参加者の声
 〇先生から子どもたちへの声掛けがいいなと思いました。
 〇本時だけでなく、これまでの指導の成果が見えてよかったです。(学習ルール等)
 〇田中先生の話がすごく勉強になりました。感嘆詞が出る授業をめざします!
 〇話し合い活動は、長いスパンで考えるとよいと思う。低・中・高と系統的にするとよい。
佐々木 綾香
2年
「かけ算九九づくり」

参加者の声
 〇先生の温かさに包まれた教室の雰囲気はとても居心地がよく、素晴らしかったです。
 〇コンセプトマップを初めて知りました。既習事項と関連付けられて有効だと思います。
 〇学年に応じた「学習の仕方」が全校で統一され、教師が変わっても指導が変わらずよいと   思いました。自校でも実践したいと思いました。
 〇もっと多くの先生方が参加できるとよいと思いました。
小野寺 英輝
3年
「二等辺三角形と正三角形」

参加者の声
 〇元気のよいクラスで明るい気持ちになり、子どもを丁寧に見取る大切さを感じました。
 〇板書の端に授業の流れを掲示して子どもたちにはわかりやすかった。コンセプトマップや   ヒントカードは素晴らしい提案だったと思います。
 〇テンポ良い展開や児童の意欲的な姿に感心しました。
 〇話し合い活動を広げる時間を確保するとよいと思った。すべてを盛り込むのは難しい。
植松 義智
4年
「変わり方」

参加者の声
 〇児童も教師も真剣に取り組む姿勢があり、日々の指導のたまものだと感じました。
 〇知らなかった手法を紹介していただいたり、今日的な研究内容が大変勉強になった。
 〇「自分なりの解を持つ」という点が良いと思いました。仮説と一時間の過程の関連、勉強   になりました。
 〇授業参観しているひとが子どもに声掛け等はしない方が良いと思いました。
長舩 今日子
5年 「分数と整数のかけ算、わり算」

参加者の声
 〇先生の明るく温かい雰囲気がクラス全体にあふれていた。
 〇児童が自分の考えを誰でも素直に表現しようとしていた姿に、日頃の実践を感じた。
 〇自分の考えを図に表し、それを基に考えを交流することができたいました。考えていること   を図に表せると、子ども同士の交流に役立つだけでなく、子どもの理解度を教師が確認し   やすいと思いました。
 〇もっと全体を巻き込んで話し合い活動を活発にするとよい。本当は「?」と感じた子も「同じ   です」と答えてしまうので、教師が「なんで?」と聞き返すと子どもは「だって〜〜だから」と   考えだすことができると思う。
岸江 和王
6年
拡大図と縮図」

参加者の声
 〇グループでの話し合い活動は素晴らしく、あんなに真剣に話を聞く態度は初めて見ました。
  ただ説明するだけでなく、長さをもう一度確認するなどお互い気遣いながらすすめていた。
 〇児童と担任のきずなが強く、学級経営が生きた授業だった。
 〇研究主題の「相互に認め、深め合う」姿がはっきり授業に表れていました。
 〇教室前にテレビモニターを置いていただいたのはありがたかった。
今野  丈
特別支援
「重さをはかろう」(3年上)

参加者の声
 〇子どもたちが大勢の中で緊張しながらもよく頑張っている姿に成長を感じました。
 〇日頃からゆっくり穏やかに指導され、温かい雰囲気を整えることの大切さを感じました。
 〇特別支援学級は、学校の研究課題に沿っての指導は難しいと感じることがありましたが、   実態に合わせて内容や方法を工夫して指導されていてよかったです。
 〇学校課題研はとても貴重な研修の場でした。
横山 隆也(T1)
三浦 一也(T2)

Y、分科会

分科会 司会者 共同研究者 運営責任(記録)者
1年  中村 玲太
(南線小) 
田中 孝二
(石狩教育局) 
 石村 正仁
(双葉小)
2年  竹島 美智代
(花川小)
 山田  潮
(北海道立教育研究所)
堀部 香奈瑞
(双葉小) 
3年 木村 大輔
(紅南小) 
松浦 宣仁
(江別太小教頭) 
 高畑 千春
(双葉小)
4年  岩本 あゆみ
(聚富小)
 荒木 英弥
(北海道立教育研究所)
山本 和彦
(双葉小) 
5年  高橋  緩
(緑苑台小)
和田 洋人
(緑ヶ丘小教頭) 
東 汐里
(双葉小) 
6年  高倉 秀晴
(厚田小)
 入沢 潤司
(日の出小校長)
 一条 笑美子
(双葉小)
 特別支援 今野 英里
(紅南小)
 澤田 崇史
(石狩教育局)
竹森 恭子
(双葉小)